MATLABで学ぶ信号処理 窓関数処理後の振幅とパワーについて2
市販のFFTアナライザや計測器で計測したスペクトルやオートパワー、オクターブの結果と、自作のMATLABやPythonプログラムで時刻歴波形から計算したスペクトルやオートパワー、オクターブが一致しないことがあります。それは、窓関数による振幅やエネルギーの補正が間違っているか、使い分けができていないことが原因です。この記事では窓関数の補正について詳しく述べています。小野測器のDSシリーズ、シーメンスのScadas、Brüel & KjærのPulseなどの計測器を使用していると考えられます。
その計測器でオートパワーもしくはスペクトルを計測している。また、オクターブ結果やO.A.結果も測定・計算している、ということだと思います。
そして、計測器で測定・計算したオクターブ結果やO.A.結果と、自分でオートパワーから計算したオクターブ結果やO.A.結果が一致しない、ということで質問してきたのだと思われます。
2021.04.25
FFT関係MATLAB信号処理全記事一覧