簡単な自己紹介エピソード
IELTSを勉強している学生・社会人のみなさん、はじめまして
私は2012年11月〜2013年4月までIELTSの勉強をしていました。そして、”5.5 in each score”をパスして英国VISAを取得、2013年度からサウサンプトン大学に留学しました。当時を振り返ると「もっと効率的に勉強すれば、2〜3ヶ月で”5.5 in each score”を取得できたな」という思いがあるため、現在勉強中のみなさんへ少しでも役立てればと思い、記事を書く決意をしました。
ちなみに、2013年4月からの留学を目指していましたが、IELTSの勉強開始が遅くなったのには理由があります。
当時は理系の修士1年で研究室に所属しており、指導教官が「企業との共同研究が最優先。それが終わらないと英語の勉強はするな!」という超絶パワハラ野郎だったため、勉強できる時間が取れませんでした。ちなみに、“企業との共同研究”は“指導教官(教授)と企業間の契約“であるので、それを学生に押し付けてしまう大学の在り方にはいまだに納得できません。
この修士1年時の留学までの期間が、人生で最もしんどかった時期です。特に、修士1年が終わる段階では、就活を開始するのか、留学を目指すのかの判断をしなければならないため、そんな中でIELTSを勉強続けていて良いのかの不安がありました。また、指導教官がもっと私の意思を尊重してくれていれば…..という怒りもありました。さらに、IELTSがむずい!!!英語が得意な人であれば余裕なのかもしれませんが、学部3年時に必須受験だったTOEICipで470点の私にはめちゃめちゃむずかったです。
正直なところ、2012年11月の受験結果が届いたときに「これはIELTSのスコアをクリアして、ビザを取得するのは無理かもしれない」と思いました。ただ、がんばれば何とかなるものです!この記事を読んでくれている方の中には、当時の私と同じような苦しい境遇の方もいると思いますが、あともう少しの辛抱です!がんばりましょう!
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私のIELTSの結果まとめ
さて、ここからが本題です。
2012年当時、学部時代に貯めた貯金が150万円ほどありました。「この貯金を全て”留学という自己投資“に使おう」と決めて、IELTSを受けまくりました(貯金がなくなったら親の脛をかじるつもりでした笑)。その結果を公開したいと思います。
結果は下記です。
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この結果を公開しようと思ったのは、当時の私も「どれくらいの期間で、どの程度スコアが上がるのか」ということが気になり過ぎて、いろんな方のブログを拝見していました。この記事を読んでくれている方も同じような状況なのかなと思い、公開することにしました。
当時から7年経過していますが、もし明日にIELTSを受けたとしても、L, R, Sは5.5以上取れると思います。Wは無理ですね。(誤字で減点されるのと、テンプレート頼りだったので、そのテンプレートを覚えていないので….)そういう意味ではWが一番難しいのかもしれません。
当時を振り返る
さて、7年前のことですが、当時を振り返りたいと思います。
2012年11月1日から共同研究が一段落して英語の勉強を始めました。2012年11月15日は2週間だけ勉強してIELTSを受けました。まずは自分の現在地を知るために、早めに受験したつもりです。受験結果を確認して、「これはIELTSのスコアをクリアして、ビザを取得するのは無理かもしれない」と思いました。その理由は、Sが4.0でRが5.0だったからです。Rに関しては、高校受験時の勉強や研究活動で英語論文を読む機会があり、それなりにトレーニングの機会がありました。しかし、これをIELTSのスコアにすると5.0です。”では、Sを11月時点のLと同様レベルにするのに何年かかるのか?”という強烈な不安を感じました。
2012年11月30日の結果ではWが4.0でした。Wに関しては、タスク1の問題によって大きくスコアがばらつきました。というのも、グラフ問題の対策しかしていませんでした。グラフ問題以外が出たときは諦めるようにしていました。(もちろん試験中は最大限努力はします。)タスク1に関しては、2013年4月末時点までグラフ問題以外の対策はしていません。
2012年12月7日、2012年12月14日の試験でLで5.5、Rで6.0をとれるようになり、WとSのスコアを上げなければ!と感じていました。
ここで、自分のだいたいの成長度合いを把握し、このまま続けていてもSで5.5を取るのは無理だと感じたので、Sのみに集中します。この期間にIELTSスピーキングの効率的な勉強方法を確立しました。
2013年2月1日にLが5.0で、それ以外が5.5でした。はじめてSで5.5以上のスコアを取ることができました!欲を言えば、Lが5.5以上であれば……
あの苦しみから解放されたのに….
もっと早く留学できていたのに….
受験料10万円が浮いたのに….と思ってしまいますね。当時は2013年3月1日ぐらいには”5.5 in each score”をクリアできそうだなと思っていました。ただ、この予想は外れました。
2013年2月15日、2013年3月8日、この時期は一番メンタルがきつかった時です。周りは就職活動で一流企業から内々定を貰いだしていて、自分は留学できるかも不明、今から就職活動しても非常に遅いスタートになるため良い企業に入るのは難しい。そんなことばかり頭をよぎって集中できずにいました。今思うと、急な詰込みで成長曲線が鈍化した時期だったのだと思います。
本当にきつかったのですが、この心境は同じ境遇になってみないとわからないと思います。
2013年3月8日の結果みて、勉強の期間を1カ月程度確保することにしました。
2013年4月18日、ようやく”5.5 in each score”をクリアしました。
高校時代まで部活に専念していたため、大学入試でも勉強時間が十分に確保できおらず、これまで”試験のための勉強”をまともにしていませんでした。ただ、IELTSだけは”試験のための勉強をした!”と胸を張って言えます。
2013年4月25日、2013年4月18日の結果がダメな時の保険として受験しました。Sがはじめて6.5でした。しかし、Wは5.0なのでVISA申請には使えませんでした。
この5~6か月でSpeakingのスコアを4.0から6.5に伸ばせました。
6.5というと、イギリスの博士課程の入学条件かと思います(大学によりますが)。半年間でここまで伸ばせたのはイギリス留学中にも自信にもなりましたし、「正しいベクトル(方向と量)で努力すれば、正しい結果が得られる」ということを身をもって体験できたのが良かったです。
(東大受験して合格した人は気分なのかなとも思いましたし、高校時代にもっと勉強しておけばよかったとも思いました。)
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IELTSの効率的なスピーキングのスコアアップ方法についてはこちらの記事を参考にしてください。

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